GABA(ギャバ)と睡眠との関係
GABA(ギャバ)と睡眠には、深い関係があります。
GABA(ギャバ)は、脳内で興奮をやわらげる働きがあり睡眠と深く関係しています。睡眠不足で眠くなるのは、脳の視床下部にあるGABA神経系が覚醒を保つ神経を抑えるために発生します。
不眠症治療によく使用される睡眠薬は、脳内のベンゾジアゼピン受容体に働き、GABA神経系の働きを高めて眠りを促しますが、筋肉の弛緩作用も生じます。弛緩作用は、首や肩こりをやわらげる点では良いのですが、脱力感を感じるため、夜間にトイレに起きた時などに力が入らず、転倒などの原因となる場合もあります。高齢者にとって転倒は、骨折につながるために大きな問題となっており危険です。
そのため近年では、筋弛緩作用を抑えた改良型のベンゾジアゼピン受容体に働く薬が開発され、高齢者にはよく使用されているようです。また、ベンゾジアゼピン受容体を介せずに直接GABA神経系の働きを高めて睡眠を促す新しい睡眠薬の開発も進んでいるようです。ベンゾジアゼピン受容体を介せずに睡眠を促す睡眠薬は、筋弛緩作用がほとんどなく、安全性が高いために期待される薬となっているようです。
GABA(ギャバ)は、睡眠と深い関係あることを知っておくとよいでしょう