2007年7月
GABA(ギャバ)とは
GABA(ギャバ)とは、タンパク質非構成のアミノ酸成分の一種です。
GABA(ギャバ)の正式名は、γ(ガンマ)アミノ酪酸といい、 Gamma-Amino Butyric Acidという英語名の頭文字をとってGABA(ギャバ)と呼ばれています。
・GABA(ギャバ)・・・正式名称:γアミノ酪酸(ガンマアミノらくさん)
英語名:Gamma-Amino Butyric Acid
GABA(ギャバ)とは、主に人間の脳内に微量に存在する抑制性成分のある神経伝達物質のひとつです。ストレス社会といわれる現代では、GABA(ギャバ)は、ストレスで痛めつけられた神経を鎮静してくれたり、精神の安定にも役立つといわれています。また、GABA(ギャバ)は、動物に存在するばかりでなく植物にも存在するといわれています。
特にGABA(ギャバ)の成分は、発芽玄米に多く含まれており、健康に役立つ成分として近年注目されています。また、GABA(ギャバ)は、チョコレートにも多く含まれていることが近年の研究の結果で明らかになっています。最近では、製菓メーカーよりギャバ成分が含まれた商品が発売されていることなどから世間で広く知られるようになりました。
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GABA(ギャバ)の成分
GABA(ギャバ)は、γ―アミノ酪酸(γ-amino butyric acid)の略で、タンパク質非構成アミノ酸成分の一種です。
GABA(ギャバ)は、一匹狼的なアミノ酸成分で、体内では多くが単独で働きます。一般にGABA(ギャバ)は、グルタミン酸からグルタミン酸脱炭酸酵素によって作られ、炭素数4個からなる分子量103.12の比較的単純なアミノ酸成分の一種です。
GABA(ギャバ)は、人間の脳中での含量が高く、神経伝達物質としても知られています。また、人間の脳内はGABA(ギャバ)とヒスチジンの結合したホモカルノシンの含量も高いです。また、GABA(ギャバ)含量はグルタミン酸、ホモカルノシンと共に、常に一定に保たれており、恒常性の維持として重要な役割をもっています。また、GABA(ギャバ)は、血圧上昇を抑制するという効果もあり、最近では抗ストレス作用や認知症予防、精神安定作用についても研究がすすめられています。
GABA(ギャバ)を豊富に含む食材を積極的に摂取し、健康な毎日を送りましょう。
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GABA(ギャバ)成分の安全性
GABA(ギャバ)成分の安全性はどのようになっているのでしょうか?
現在の段階では、GABA(ギャバ)成分の安全性についての研究はあまり行われていません。しかし、大量のGABA(ギャバ)成分を摂取しても血液や脳内へはほとんど到達しないと言われています。したがって、GABA(ギャバ)成分の安全性はほぼ大丈夫であるといえるでしょう。
しかし、何らかの疾患や機能障害がある場合、間違った自己判断でGABA(ギャバ)を摂取することは、現在行っている治療や病気などの改善効果は期待できないばかりか病状を悪化させてしまうことにもなりかねません。GABA(ギャバ)を摂取する際には、必ず医師の診断を受けて指示に従うことが大切となるでしょう。
GABA(ギャバ)を摂取する場合は、バランスのよい食事を適切に摂った上で、補助的に摂取することがよいでしょう。
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GABA(ギャバ)成分の研究
近年では、GABA(ギャバ)成分の体内においての働きなどの研究が数多く行われています。
多くの食品についてGABA(ギャバ)成分の含有量を増加させる研究や、GABA(ギャバ)成分を多く含ませた食品を加工し、製造を行う開発技術が進んできており実用化されてきています。また、GABA(ギャバ)を多く含む食品と、他の身体に良い成分を含む健康食品とを混合して製造した商品が健康食品市場でも好評です。
しかし、現在のところでは、GABA(ギャバ)成分と体内においての働きなどについては不明な点が多々あるようです。GABA(ギャバ)の成分が、健康維持や増進などの身体への有効性について研究にて解明されることが期待されるところです。
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GABA(ギャバ)成分の歴史
GABA(ギャバ)成分の歴史は、1950年からはじまりました。
1950年、哺乳動物の脳から初めてGABA(ギャバ)の成分が抽出されました。
GABA(ギャバ)成分の抽出成功からGABA(ギャバ)の歴史が始まり、多くの研究が行われるようになり、GABA(ギャバ)の成分が神経中枢で働く抑制系の代表的な神経伝達物質であることがわかりました。
1961年には、GABA(ギャバ)の成分を主成分とした医療用医薬品が承認されました。
1979年には、消化管においてもGABA(ギャバ)の成分が、神経伝達物質として機能していることが発見され、体内組織の様々な部分にも存在することが明らかになりました。そして、1984年頃にようやくGABA(ギャバ)<γ―アミノ酪酸>という名前が一般的に知られるようになりました。
現在も、さまざまな優れた効果を持つGABA(ギャバ)は大変な注目を集め、多角的に研究が進められています。また、GABA(ギャバ)は、医薬品としても使用されています。
GABA(ギャバ)は、厚生労働省の通知する日本国内での食薬区分は、2001年以降「食品の成分」と定められています。GABA(ギャバ)成分の歴史はまだ始まったばかりなので、これから多くの働きや効能が発見、解明されていくことでしょう。
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GABAの成分「胚芽」
GABA(ギャバ)の成分は、お米の中にあります。お米といっても普段良く食べられている白米ではなく、お米の胚芽の部分です。
GABA(ギャバ)の成分は、白米にも含まれてはいますが、白米だけではGABA(ギャバ)不足を解消することは出来ません。
お米の胚芽は、白米の約5、6倍のGABA(ギャバ)の成分が含まれており、マグネシウムも豊富に含まれています。そして、大豆はGABA(ギャバ)のほかにもイノシトールやリン脂質が豊富に含まれています。
では、大豆や玄米だけを食べればよいのでは?と考えてしまいがちです。
正しいことではありますが、ではなぜ白米は発芽する胚芽を取ってしまうのでしょうか?答えは簡単で、おいしくないからです。発芽する胚芽の付いた玄米は、独特の臭みがあり、人によって好き嫌いがあるでしょう。現在では、さまざまな発芽玄米加工食品がありますので、まずはそこから試してみることがよいでしょう。
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GABAの成分「ビタミンB」
GABA(ギャバ)の成分には、ビタミンBが含まれています。
現代の食生活は欧米化や白米を食べる事で高たんぱく化し、ビタミンB群の慢性的不足となっています。
お米の胚芽部分にはビタミンB群成分が豊富に蓄えられています。白米を食べることは、ビタミンB群成分の摂取が減ることに繋がります。
また、高たんぱく質の食生活はビタミンB群を多く消費し、結果的に慢性的なビタミンB群不足の状態になるのです。ビタミンB群は疲労を回復し、皮膚に潤いを与え生活習慣病の予防などに有効に働くビタミンです。ビタミンB1は疲労回復のビタミン、ビタミンB2は発育ビタミン、美容ビタミンなどの別名でもよばれています。また、お米の胚芽部分にはビタミン類やミネラルが凝縮されています。
GABA(ギャバ)を取ることで、脳がイキイキとして精神が安定したり、血圧が下がったり、動脈硬化の予防にもなるのです。まず、1日3食の内の1食を胚芽米や玄米に変えてみましょう。
現在では様々な臨床データにより、1日に必要とされるギャバの量は10㎎とされ、発芽玄米から取るなら1日約6杯分に当たるといわれています。食生活をちょっと見直して、ビタミンBを多く含むGABA(ギャバ)を取り入れてみましょう。
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GABA(ギャバ)の成分を多く含む食品
GABA(ギャバ)は、動物や植物の内にある天然のアミノ酸成分で、日頃良く口にする多くの食品に含まれています。
GABA(ギャバ)の成分が多く含む食品としてよく知られているのは発芽玄米です。発芽玄米は、100g中に10mgのGABA(ギャバ)が含まれています。発芽玄米のGABA(ギャバ)含有量は、白米に含まれるGABA(ギャバ)<γ―アミノ酪酸>の約10倍にもあたります。
この他にも、トマトやなす、アスパラガス、かぼちゃ、きゅうり、メロン、みかんなどの野菜や果物、漬物、キムチなどの発酵食品にGABA(ギャバ)の成分が多く含まれています。また、最近の研究において、キムチからGABA(ギャバ)の成分を効率よく生産できる乳酸菌が発見されました。また、チョコレートや飴、コーヒー、醤油などのGABA(ギャバ)の成分を添加した多くの食品が開発され、販売されるようになっています。
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